CIVIC FERIO

2014年5月10日 (土)

リアサス復旧

と言うわけで,今日はCBR250RRのリアサスの復旧です。
まぁ,一言叫んどくわ・・・


あちこちバラさねぇとリンク周り作業しずらすぎんだよ!ちっとは考えて作れ!(-w-+


ちょっとトリッキーな事すればできない事は無いのですが,やりずらいのは確か。
途中でめんどくさくなって,ステップやらシフトリンクやらバラしました(--;

で,道中こんな治具・・・と言うか小道具を。

Img_5618

物としては六角レンチのL字の先を飛ばしたものです。
昨日の夕方,ちょろっと作っておきました。

Img_5619

こんな風に組み合わせて使います。
最初からこういう風になっているものも売っていますが,何でわざわざこんなものを準備するかと言うと・・・

Img_5620


こういうこと(´・ω・`

リンクの固定にキャップボルトが使われているのですが,それが深い所にある場所があり,市販の物だと届かないんです。
そこのところに来て,このボルト・・・


4.5~5.5kg・mで締めろ,だってさ(-w-+


アホかっつの(・_・`ゞ
つか,結構太いカラーが付いてるのに,何でわざわざキャップボルトなのやら・・・

まぁ,見ての通り8mmの□9.5mmのビットを嵌められるので,トルクレンチも接続可能。
テキトーに作りましたが,あると結構便利です。


な~んて訳で,道具も作っておいたのであっさり終了。あんまりさくさく進むもんで写真撮り忘れました(-w-;


と,言い訳でしておこうっと (;-w-)y-゜゜゜


と,こんな感じでお手製『CBR専用』『NSR専用』の小道具が日々増殖しております(--;


まぁ,バイクとか自動車弄ってると通る道ですね(・_・`ゞ


で,復旧後にテスト走行。
プリロードは整備前のと同じ『2』で走り出す。

ん?なんかごつごつしてるような・・・
つか,結構突き上げるような・・・
『1』に下げる。
ん?なんかかえってごつごつしたような・・・


んん?(--;


止まる。
サイドスタンドかける。
車体を起こす。
なんかスッゲー沈む。


結論:スプリングへたり気味(爆


自由長の測定結果が問題なかったので油断してましたが,ちょっとスプリングがへたり気味みたいです(・_・`ゞ
故に底突きしたらしいです。
ショックアブソーバーを見ると,底突きしてるだろうなと言うところまでストロークした跡がありました。
動きが良くなりすぎたようです(苦笑

ならばと,プリロードを『3』にあげると・・・


なんですか?この感動的なまでの挙動は(゜w゜♪


リアがしっかり路面に追従し,とても走りやすく,動きがスムーズなので乗り心地もいいです♪
ホント,『柔軟に路面を捉えてる』って感じで,リアの挙動がすごく気持ちいいです♪


ただ,ちょっとバタつく感じも。
プリロード『4』にすると落ち着きがいいので,『4』でもいのかなぁ~と。
でも,サイドスタンドで立っている状態から車体を起こしたときのストラットのストローク量を見ると,『3』かなぁ~とも。

まぁ,この辺は様子見ながら変更して行こうと思います。



と言うわけで,すごく乗りやすくなったCBR。
反面・・・


今度はフロントが気になる(-w-;


と言うか,以前フロントフォークを整備した際にフォークオイルを15番に変更しています。
標準は10番ですので,ちょっと硬い・・・減衰が強くなっています。
15番だとちょっと硬い,10番だと急制動などでの応答がクイック・・・
う~ん・・・


まぁ,いずれ全体的に調整したいと思います。
NSRに乗ってからと言うもの,車体の性能や,走るという事にすごく成長を感じていますし,以前に比べ貪欲になっています。

この感性を大切にして,『マシン』と付き合っていきたい,そう思うようになって来きています。


CBRともNSRとも,そしてNS-1,CIVIC FERIO とも。

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2014年4月23日 (水)

サーモスタットを復旧

さて,NSR250Rのサーモスタットに入れ替えていたCBR250RRですが,とりあえずサーモスタットをCBR250RRのものに戻しました。
理由としては,やはりオーバークール気味なのと,一通りのやりたかったテストは終わったからです。

で,久しぶりにCBR250RRのサーモスタットでテストで走りましたが,どうも私の使っているサーモスタットは80℃ぐらいから開き始めるようです。
開き始めの温度は設計の±2℃程度誤差があり,私の使っているものはちょっと早めのようです。

その他,ラジエター容量は通常の走行条件では十二分に足りているようです。
気温16℃での走行でしたが,信号待ちでメーター読み90度,実温度100℃程度になっても走り出せばあっという間に80℃まで下がります。
つか,結構な勢いで下がっていき,サーモスタットなかったら何度まで下がるんだ?と思ってしまいます。
多分,サーモスタットを抜くとドンドン下がっていってしまいます。


結論:ラジエター容量は足りてる,でもサーモスタット閉まるから水温は下がらない。


ただ,6速放り込んで6,000rpmで走るような,通常走行での話です。
10,000rpm位から発熱が増えるようです。
6速,9,000rpmで100km/hですから,公道『走ってる』分には楽勝で足りるようです。


逆に,ある程度温まっていると,停止するとあっさり水温が上がります(--;


こちらはラジエター容量じゃなくて,冷却系の冷却水容量でしょうね。
反面,ラジエターファンが回ればソコソコ水温も下がりますし,走り出してある程度の速度になればすぐに水温も下がります。

と言うわけで,やっぱりやる事は・・・

・サーモスタットの温度を下げる
・ラジエターのサーモスイッチの温度を下げる

コレで公道~ワインディングは問題なさそう。
サーキット走行がしたければ,さらにラジエター容量をアップすればよいのでは?と言う感じです。
それでも75℃以下には下がらないように多少の配慮は必要なようです。


あ,セッティングと言うとエンジン周りだと燃調や給排気,自動車であれば可変バルブタイミングや過給に目が行きがちで,冷却系は『ラジエターを大きくして~』とか結構ざっぱだったりすると思います。
でも,水温って結構燃焼に影響を与え,結構大事なセッティング項目です。
適温を保つようにセッティングしないと不調になります。

よくサーキット走行をする車両は超冷却振りで,必ずサーモスタットは取り除かれていると思っている方を見かけます。
だからどんどん冷えるんだろうと思っている方も居ますが,ちゃんとサーモスタットが入っている車両もあります。
この辺はちゃんとセッティングしています。

ラジエターを大きく取れ,十二分に冷却できる車両は当然冷えすぎます。
そういった車両はサーモスタット(大抵はローテンプサーモスタット,5℃ぐらい動作が早い)が入っています。
逆に,ラジエター容量に制限があり,どう走っても高めに推移する車両はサーモスタットを外してしまう場合があります。

また,インライン方式の場合はサーモスタットの場合は抜いてしまえばいいのですが,ボトムバイパス方式の場合はサーモスタットは単純に抜いてしまうと逆に冷えない場合があります。
ボトムバイパス方式の場合は,サーモスタットのラジエター側が開くのと同時にミニマムフロー(バイパス経路)を閉じるようになっています。
で,ボトムバイパス方式の車種を見ると,ミニマムフローのラインが結構太く(冷却能力を上げるのにポンプの容量が大きいのかな?),そこを塞いでくれるサーモスタットがなくなってしまったらそこにどんどん冷却水が流れてしまいます。
そうすれば,ラジエターに流れる流量が減ってしまいますから冷却能力は落ちてしまいます。


因みに,今時の自動車やリッターのバイクはボトムバイパス方式です(-w-;


見分け方はと言うと,サーモスタットを見れば分かります。

Img_5533_2

コレはCIVICのサーモスタットですが,サーモスタットのお尻にスプリングと丸い板がくっ付いています。
この丸い板がミニマムローのラインを閉じるための蓋になっています。
コレが付いていると,ほぼボトムバイパス方式です。

で,ネットをぶらぶらと見ているとCBR1000RRやCBR600RR,ZZR1200なんかもこの構造になっているようです。

あ,CIVICのサーモスタットを持ってきたのでついでに・・・

Img_5537_2

CIVICのサーモスタットには,サーモスタットの弁の部分に円錐形・・・というか,横から見たら台形と言いうか,そういったものがくっ付いています。
コレは,サーモスタットが開いたときに急にトバッ!と冷却水が流れないようにするためのものです。
弁の中に邪魔を作って,少しずつ隙間が出来ていくようになっています。
こういったつくりになっているサーモスタットを『フローコントロールサーモスタット』と呼んだりします。
最近はこういったサーモスタットが使う事が多いようですが,アフターパーツで特にフローコントロールサーモスタットであることを謳っている製品だと,ココがもっと複雑な形状の場合があります。

何でこんなものがあるかと言うと,急に大量に冷却水がラジエターに行ってしまうと冷却水が急に冷えすぎてサーモスタットがすぐに閉じ,また開いたらすぐに閉じ・・・と言うのを繰り返してしまいます。
このように,制御が行き過ぎては戻りすぎを繰り返しいつまでも安定しない事を『ハンチング』(←連続制御全般で結構使う言葉です)と呼ぶのですが,こうなると水温が上がってはすぐに下がりを繰り返してしまいます。
それだけではなく,急に冷却水がラジエターに行くので急な圧力変動を起こします。
こんな状態でエンジンやラジエター,ウォーターポンプに良いわけないですね?
なので,徐々に流量が増えていくようにしたのがフローコントロールサーモスタットです。


因みに,CIVICって意外と『いい部品』を使っています。大衆車だと馬鹿にしていると無残なまでの返り討ちにあいます(-w-;


といっても,変なところにオチがあるのも確かです(苦笑


プロトタイプ『EG型』,一通りの完成系『EK型』,時代の変化に合わせた技術の取り入れ『EU型』,最終完成系『FD型』って感じでしょうか?
個人的にはEGとEUはなんか似てる感じ,ちょっと癖がある感じがします。
EKとFDは素直な挙動を取る感じで,個人的にはこっちの方が好みです。
私はEKの足回りが一番好きです。


因みにこのサーモスタット,CBR250RRやNSR250Rに使われているものと比べると・・・

Img_5536

こんなに大きいです(笑

この中間のサイズのものもあるようで,軽自動車や大型自動二輪に使われているようです。
VALKYRIEやGL(Gold Windg)は・・・1500ccとか1800ccなんで自動車用のサイズかも?


さて,色々と見えてきたところで,どうしようかな?

とりあえずはファンの動作温度を下げようかな・・・
電磁弁を作るのはそれなりにまだかかりそうだし・・・

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2014年4月20日 (日)

いっそ,ソレノイドバルブつけますか?

さて,飽きもせず今日もCBR250RRの冷却系ネタです(苦笑

昨日はアッパーホースを手直しし,テストをかねて少し走り,給油をしてきました。
あぁ~,なんかココ最近テスト走行ばっかり。
そろそろヘルメットに『常に試作品』とか『365日,テスト走行中です』とか,ステッカーでも貼ろうかね?(--;

で,結果はと言うと,当然ですが温度は変わらず。
温度の下がり方は・・・気持ち少し速くなったかな?と言う感じです。
以前のラジエター,汚れてはいましたが,そんなに性能は落ちていなかったようです。


あ,因みに前のラジエター,緊急用予備にとっといてあります(-w-;


今回の整備は,ラジエターファンがちゃんと回るようになり,温度が保たれるようになった事が大きかったかな?と思います。
とりあえず,オーバーヒート寸前にはならなくなりましたからね。
その他,熱電対の温度計で実際の温度を測ったり,温度計の特性を確認して実際の温度が分かったのも大きかったかな?と。


あ,温度計の特性と言えば,ふと気になった事が・・・

Img_5528_2

こんな風に落書きして見ると,60~80℃の間隔と,80~90℃(80℃の次の目盛り),90~100℃(その次の目盛り)の間隔が殆ど同じように見えます。
あれ?と思い,さらにこんな落書きを・・・

Img_5528_3

えぇ~っと・・・なんかいい感じに等間隔になりました(-w-;


以前確認した結果と照らし合わせると,この目盛りで行けば100℃の時は実際は95℃,110℃は105℃,120℃は113℃といい感じの指示になります。
まぁ,私が設計したわけでは無いので『こっちが正解』ともいえないのですが,どうもこういうことなんじゃないか?と。


いずれにせよ,目安としてはこっちの目盛りの方が実際に近い感じです(-w-;


さて,気温が高い時は調子のいいNSR250Rのサーモスタット。
でも,気温10℃を切るような時はやはりオーバークール気味。
そこの所にきて,100℃は考え物ではあるものの案外平気なCBR250RRのMC14E型エンジン。
う~ん・・・

色々考えたのですが,一旦CBR250RRのサーモスタットに戻そうかと(・_・`ゞ

色々と使えそうなサーモスタットを探して見たのですが,KAWASAKIもYAMAHAもSUZUKIも不思議な物で,みんなCBR250RRと同じあき始め82℃。
SUZUKIだとF6A(軽自動車のエンジン)も82℃だそうです。
なんでも,GSX-R600なんかと品番が同じそうです。


あ,HONDAとSUZUKIは自動車も作ってるんで,たまに自動車とバイクで同じ部品を使っている事があります(-w-;


まぁ,部品も同じだったりしますが,部品コードとかも同じだったりしますね。
部品コードに関してはどのメーカーも部品ごとに大体同じ番号です。
HONDAの品番って『部品コード - 機種コード - 改定番号』となっていますが,エアクリーナーだと部品コードは大抵は『17210』か『17211』です。
なのでこんな感じに・・・

17210-KAZ-000 : CBR250RR
17210-P2J-000 : EK3 CIVIC VTi,CIVIC FERIO Vi
17211-KV3-780 : NSR250R
17211-ZL8-023 : F220(小型耕運機)等

・・・と,なんだか同じような番号に。
なので,機種コードや改定番号をちゃんと見ないと似て非なるものだったりします。


なんつったって,耕運機も部品コード同じですからね!(-w-;


HONDAは機種コードがあるのでまだ分かりやすいですかね。
因みにF220のエアクリーナーは,CIVICのエアクリーナーをそのまま小さくしたような形状です。
色もお馴染みのエメラルドグリーンです(笑


さて,そんなわけで困っちゃったのですが,アフターパーツを見てもローテンプサーモってバイクだとあまり見つかりませんね。
自動車だとお約束的な部品なのですが・・・
GPZ900用のものは見つけましたが,どうもサイズが違うように見えます。
どこのメーカーも,大型になると軽自動車と同じサイズのものを使っているようです。

さて,どうした物かと思い色々考えて見たのですが・・・
う~ん・・・

Cbr250rr_cooling_sov

こんなのどだろう?と。

赤の部分が追加する部分です。
要は,サーモスタットをバイパスする電磁弁(Solenoid Operated Valve,SOV)をつけてしまおうと。
ただ,あまり大きな電磁弁をつけると,開いた途端に一気に冷却水がラジエターに流れてしまい,一気に冷えてしまいます。
なのでサーモスタットは残し,小流量をサーモスタットより先にバイパス経路から流すと言うものです。
サーモスタットが開いている時は,サーモスタットの流量に下駄を履かせるようになります。

コレなら電気で操作するので,温度設定を自由に行えますし,『冬場は使わない』と言ったことも簡単です。
また,サーモスタットは残るので,SOVが故障して流れなくなってもサーモスタットから流れていきます。
逆もしかりで,SOVからも冷却水が流れるのでサーモスタットに不具合が出てもある程度バックアップが利きます。


ただ,これまたうまくいかないのがSOVはAC100VやAC200V,DC100,DC24Vと言うものが殆どです。
コレは計装で使う電圧で,電磁弁は計装品なので当然計装の電圧に合うように出来ています。

なので,電磁弁も作ることになります(爆

まぁ,水道の蛇口の部品使ってウマいこと作れそうな気はしますが・・・
うん,ハンドメイド感が半端無い仕上がりになりそうです(-w-;


まぁ,まだ検討中なのでその中のひとつの案と言うことで(苦笑
なんかいい方法無いかなぁ・・・

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2014年4月 7日 (月)

各メーカーの冷却系に見るKAWASAKIの凄さ

色んな悩む要素はあるものの,とりあえず少しずつ方向性が定まってきたCBR250RRの冷却系。
結局,一番効いてしまっているのはサーモスタットのようです。

と言うわけで,サーモスタット探しをしていますが,どうもHONDAの中では82℃と65℃のサーモスタットしか見当たらず。
で,ふと気になったのが,機械を設計する上で他の会社と何でもかんでも仕入先が違うわけでは無いだろうと。
調べて見ると・・・あるわあるわ,使えそうなサーモスタットが(笑


つか,めっさ『NTC』の刻印があります(-w-;


で,調べていくと,YAMAHAだとFZ250やFZR250なんかが使えそうな感じです。
で,KAWASAKIだと400ccクラスのバイクがどうも同じサイズのようです。
サーモスタット部分のOリングのサイズが44.7D×2.7φ?と言ったサイズで,写真を見ると形状がそっくりなので,多分同じサイズなのではないか?と。

しかも,KAWASAKIの方がサーモスタットが安い(爆
HONDAとYAMAHAはどっこいな値段でした(-w-;

あ,なんでYAMAHAとKAWASAKIかと言うと,この2社はホームページから純正部品の検索と値段の確認ができます。
部品番号なども出てくるので,助かりますね。


HONDAやSUZUKIもこうしてくれればいいのに(・_・`ゞ


まぁ,私みたいな人間がいるからやらないんでしょうけどね(爆


で,色々調べていると各社の冷却系の構造が目に入ってきます。
まず真っ先に『あ~ぁ(苦笑』と思ってしまったのが,ラジエターファンのサーもスイッチ(苦笑


はい,やっぱりラジエターの出口につけているのはあの時代ではHONDAだけ(爆


個人的には『HONDAはエンジンや駆動系の電子制御以外は補機類や電装がテキトー』と言うイメージが(-w-+

あと,HONDAはベアリングと電装周りのグリスがトラブルって言うイメージも。
ついでいに言うと,SUZUKIやMAZDAも電装や補機がなんとも悩ましいですね。
MITUBISHIやSUBARUは『今時電子制御が入るところが機械式』ってイメージです。


つか,アウトランダーPHEVのモーターとエンジンの切り替え,ディファレンシャルギア,機械式ですからね(-w-;


色ちょっと脱線しますが,PHEVの話でも。

アウトランダーPHEVは通常はモーターで走っており,エンジンとトランスアクスル(ディファレンシャル+5速相当のギア)の間のクラッチが切れています。
なので,回転数差が生じ,トランスアクスル内のディファレンシャルがモーター側を選択します。
で,切り替え時はクラッチをつなぎ,モーターを停止。
回転数差が逆転するのでディファレンシャルがエンジン側を選択するんだそうです。
つまり,切り替えは機械式です。

まぁ,最も・・・


あの作り好きなんですけどね(爆


エンジンの回転数を昇速するだけで自然と切り替わります。
チャタってバキバキ言うかもしれないけど・・・
って,さすがにその辺はちゃんと電子制御が入っているだろうし,ディファレンシャルをウマく作ってる思いますけど(-w-;
非常にシンプルなシステム構成ですから汎用性も高く,小型化にも良さそうだし,効率も良さそう。
発進は常にモーターなのでクラッチも変速機も無いので,ホント,シンプルです。

つか,この発想はなかった(-w-;

もっとも,やっぱりお初物ゆえ結構トラぶってるようです(苦笑
既にリコールが3回出ているとか(-w-;
でも,コレはぜひとも成功させてほしいですね。


つか,複雑で高価で小型化もできなければ軽量化も出来ず,一部の車種にしか組み込めないシステムなんか作ってもいつまでも『専用機』じゃねぇかよ!いつまでも客の手元に届かねぇだろーが!(-w-+


はい,そういう意味で今回のPHEVやHONDAのIMAはステキですね。
個人的には好みです。


はい,脱線終了。


さて,冷却の話へ。
とりあえずサーモスイッチの位置ですが,YAMAHAはサーモスタットケースについているようです。
じゃぁ,KAWASAKIは?というと・・・結構ばらばら。
古い機種はラジエター出口のものもあるようですが,サーモスタットケースやヘッドだったり結構ばらばら。
とりあえず,ラジエターの1次側が多いようです。


で,凄かったのがサーモスタットがヘッドについている機種がありました(・ω・;



正解だと思うど,スゲー作りだな(-ω-;



まぁ,機種によりサーモスタットケースが付いていて,エンジンとは別の場所にサーモスタットがある機種も結構あります。
ただ,ZXR250やNINJA400はシリンダーに付いているようです。
最近はHONDAもそうなっているようで,CBR1000RRはシリンダーの一部が出っ張っていて,そこにサーモスタットが付いているようです。


う~ん・・・


ぶっちゃけ,個人的にはKAWASAKIの作りが好きですね(・_・`ゞ


もちろん,理由は理にかなってると思うからです。
だた,もう一点,『見慣れてる』と言うのがあります。
はい・・・


工場にある大型コンプレッサー等で(-w-;


つか,おかしいと直感的に思ったのは,見慣れないレイアウトで違和感を感じたからです。
その他,オペレーション上どこの計器を見るか?と言う点で,もなんか変だな?と。


『KAWASAKI』は『川崎重工』と(--;


その他,KAWASAKIの部品を見ていると,250ccと400ccでサーモスタットのサイズが異なります。
どうも,ちその辺もしっかりと設計してるみたいです。


『KAWASAKI』は『川崎重工』,色々な機械を扱う機械屋さんなんだなと(--;


そういう意味では,びっくりしたのはウォーターポンプのインペラです。
HONDAのバイクや自動車のウォーターポンプを見ると斜めに羽が折ってるだけですが,KAWASAKIは違います。
ZXR250のポンプはちゃんとらせん状の羽が付いており,羽のねじれや厚み,断面や形状が工業用の渦巻きポンプ並みです。


とは言うものの,不思議な物でZZR250はCBR250RRとあまり変わらないみたいです(--;
因みに,ラジエター出口にサーもスイッチ付いてたものZZRでした・・・
なんか設計にばらつきが・・・

そう言えば,KAWASAKIで有名なのはオイル漏れ。漏れって言うより,滲み?
実を言うと,工業用のコンプレッサーなんかも結構オイルが滲んだり漏れたりしてます。


この辺は悪い意味で機械屋さんなんだろうな。大雑把っていうか(--;


まぁ,兎に角KAWASAKIは面白いです。
個人的には結構好きです。こういうの。

他メーカーの部品見てると,メーカーの色が出てたりして結構面白いですね。

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2014年4月 5日 (土)

色々な十戒

ぼけ~っとネット見てたら『犬の十戒』を久しぶりに見かけました。

2008年ぐらいでしょうか?少し話題になった事があります。
犬と付き合う10のおきてです。
私も小学生の頃に犬を飼っていて,その時に気になり読んだのですが・・・


まぁ,ウチの犬には・・・どうなんでしょうね(-w-;


Wikipediaより拝借すると,以下の通りです。


1.私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。

2.あなたが私に何を求めているのか,私がそれを理解するまで待って欲しい。

3.私を信頼して欲しい,それが私の幸せなのだから。

4.私を長い間叱ったり,罰として閉じ込めたりしないで欲しい。あなたには他にやる事があって,楽しみがあって,友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないから。

5.話しかけて欲しい。言葉は分からなくても,あなたの声は届いているから。

6.あなたがどんな風に私に接したか,私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。

7.私を殴ったり,いじめたりする前に覚えておいて欲しい。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず,あなたを傷つけないと決めていることを。

8.私が言うことを聞かないだとか,頑固だとか,怠けているからといって叱る前に,私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。もしかしたら,食事に問題があるかもしれないし,長い間日に照らされているかもしれない。それか,もう体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。

9.私が年を取っても,私の世話をして欲しい。あなたもまた同じように年を取るのだから。

10.最後のその時まで一緒にいて欲しい。言わないで欲しい,「もう見てはいられない。」,「居た堪れない。」などと。あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。忘れないで下さい,私はあなたを愛しています。


・・・との事。
ウチの犬の場合はと言うと・・・


1.私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番退屈です。どうか,私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。仮に寝ていても,あなたが来ると直ぐに目を覚ませます。

2.あなたが私に何を求めているのか,私がそれを理解するまで待って欲しい。一所懸命,面白い遊び方を考えますから。

3.私とたくさん遊んで欲しい,それが私の幸せなのだから。

4.私を長い間叱ったり,罰として閉じ込めたりしないで欲しい。ちょっとふざけただけだもん・・・

5.話しかけて欲しい。次の遊びはどんな遊びか?その遊び方を。

6.あなたがどんな遊びを私としたか,私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。で?今日は何で遊ぶの?

7.私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。私は鋭い歯であなたを傷つけ・・・って,もう噛んだから知ってますよね?あの時は・・・うん・・・つい,ね?

8.私が言うことを聞かないだとか,頑固だといって叱る前に,あなたの方がよっぽど頑固です。よく言うでしょ?飼い犬は飼い主に似るって。

9.私が年を取っても,遊んでほしい。あなたも年を取った位じゃ大人しくしないでしょ?

10.最後のその時まで一緒にいて欲しい。あなたが隣にいてくれれば,私はあなたと楽しく遊んだいことを思い出すから。で,あなたが天国に来たらまた遊んでくれますよね?


・・・的な犬でした(--;

賢いは賢いんですが,もてあました賢さで兎に角はしゃぎ遊ぶ犬でした。
犬は群れで暮らす生き物ですが,群れである家族の中での自分の立ち位置と言うものを自分なりに感じているようです。
で,私の事は・・・


いつも可愛がって『遊んでくれる』兄貴分だったようです(-w-;


それはその当時から思っていましたが,今はその当時以上にそう思います。
家に帰ってくると,すぐにすっ飛んできて,うれしさを飛び回って表現すると,すぐにフルダッシュします。
で,こっちを振り返り『あれ?こないの?』見たいな顔をします。
すると戻ってきて『ほ~ら,行くよ!』見たいなサインを送り,またフルダッシュします。

・・・って,私追いつくわけないんですけど(--;

一度,どれだけ速いのか?自転車で追いかけて見たのですが,とても追いつきません。
それどころか,ダッシュ競争についてきてくれた勘違いしたのか・・・


『ヒィィヤァッホォォォ~~~(゚∀゚)~~~ウ』とマジダッシュ(--;


因みに,犬って60km/h位で走れるそうです。
下手すると,個体によっては80km/h位出るのもいて,原付より速いそうです(--;

で,面白いのが,犬って耳を回したり,たためたりするんですね。
本気で走っている時は後ろにくるりと回して倒し,ヘルメットの後のデフューザーのようにしていました。
風が耳に入らないようにして,耳を保護しているんでしょうか?

あ,ウチの犬は秋田と雑種の雑種だったので,耳が立っていたんです。
なので,そんな事をしている場面に出会いました。


さて,この犬の十戒ですがパロディーがたくさんありました。
海外でも猫バージョンがあるそうです。
で,その中でもこんなものが・・・

1. バイクと気長につきあってください。
2. バイクを信じて下さい。それだけでバイクは幸せです。
3. バイクにはつくった人の想いが込められていることを忘れないでください。
4. バイクが言う事を聞かないときは、理由があります。
5. バイクにたくさん触れてください。
6. バイクを乱暴に扱わないでください。
7. バイクが古くなっても、仲良く大事にしてください。
8. あなたには自転車もあるしクルマもある。でもバイクにはあなたしかいません。
9. バイクが何年も元気に走れるように、出来るだけバイクと会話してください。
10. バイクに別れを告げるときは、どうか覚えていてください。バイクがずっとあなたを支えていたことを。

バイクの十戒と言うもので・・・


YAMAHAの仕業です(--;


まぁ,せめてもの救いはコレをSUZUKIやHONDAが作らなかったことです。
きっとひどい物になっていたでしょう・・・
KAWASAKI?
『こまけぇことはいいんだよ』で終わっちゃうだろうが・・・
で,このバイクの十戒にもパロディーがあり,その中でもとりわけ記憶に残っているのは『GAGの十戒』です。

1.GAGと気長に付き合ってください
2.GAGを笑ってください。それだけで生まれてきた価値があります
3.GAGは作った鱸(スズキ)のゆとりが込められているのを忘れないでください
4.GAGが言う事を聞かない理由は6V電装以外ありません
5.GAGにたくさん触れてください
6.GAGを乱暴に扱わないでください
7.GAGが古くなっても、仲良く大事にしてください
8.貴方には二輪車もあるし、車もある
   GAGにだってわかる、それらすべてが鱸であることが
9.GAGが何年も元気に走れるように、できるだけ部品課と会話してください
10.GAGに別れを告げる時は、どうか覚えていてください
   GAGがそれまで、ずっと精一杯頑張っていた事を

個人的には4,8,9がツボでした。
ついでに,KAWASAKIもあります。

1.カワサキと気長に付き合ってください
2.カワサキを信じてください。それだけでオイル漏れは止まります
3.カワサキは作った人の思いが込められているのを忘れないでください
4.カワサキが言う事を聞かないのは理由はありません
5.カワサキにたくさん触れてください
6.カワサキを乱暴に扱わないでください
7.カワサキが古くなっても、仲良く大事にしてください
8.貴方には自転車もあるし、車もある
  カワサキにだって航空機もあれば船舶もある 負けてません
9.カワサキが何年も元気に走れるように、できるだけカワサキと会話してください
10.カワサキに別れを告げる時は、どうか覚えていてください
  カワサキがずっとオイル漏れしていた事を

コレに関しては,8がツボです。
何でそうなる(-w-;

さて,私なりに『バイクの十戒』書くと・・・


1.私の寿命はあなたが修理を諦めたときです。機械なのでいくらでも生き返ります。

2.あなたが求めている事は分かっています。エンジンが温まるのを待ってください。

3.私を信じてくれるのはうれしいですし,メーカーのエンジニアも喜ぶでしょう。でも,物理的な限界は超えないでください。

4.私にたくさん乗ってください。あなたには自動車もあれば,彼氏・彼女もいるかもしれませんが,私に火を入れてくれるのはあなただけです。

5.私を感じてください。それだけで私は貴方が驚くほどうまく走れますし,長生きできます。

6.あなたが私にどう接したか?を全て覚えています。ほら,こんな所にスラッジが・・・

7.私は馬数頭から百頭といった力があり,力持ちです。乱暴に扱うと怪我ではすみません。なのでやさしく扱ってください。特にスロットルとブレーキは・・・

8.私が言う事を聞かないのは,故障か乗り方の問題です。機械なので風邪をひく事もなければ,機嫌もありません。

9.私が年をとっても世話をしてください。年は問題ではありません。世話をすれば私はいくらでも若返れますし,生き返る事ができます。あなた以外の人が私を『古い』と笑っても,あなたが世話をしてくれれば私は平気です。

10.私と別れても,私のことを忘れないでください。そして,どうか私よりも気に入ったバイクに出会ってください。あなたの成長を祈っています。私があなたの成長を手助けできたのなら,それで幸せです。


・・・でしょうか?
CBRバージョンやNSRバージョン,NS-1バージョンも作れますが・・・まぁ,やめておきます。
多分,ろくな物に仕上がりません(爆
たとえば・・・


1.私の寿命は結構長いです。大丈夫です,設計は19,000rpmを許容しますから。
(CBR250RRR)

7.8,000rpm以上では乱暴にスロットルを開けないでください。私は8,000rpmを超えると力持ちです。街乗りの調子でスロットルを空けると怪我をします。
(CBR250RRR)

7.乱暴に扱わないでください。あまり無茶をすると焼きつきます。ハイサイド食らって大怪我しても知らないよ?
(NSR250R)

8.私が言う事を聞かないのは,故障か乗り方の問題です。不運にもセンターシールが抜けてても大丈夫,'88や'89なら井上さんがセンターシールを交換してくれますし,MC21,MC28ならまだ部品が出ます。
(NSR250R)

8.私が低回転で言う事を聞かないのはフライホイールが軽いせいです。前期型のフライホイールとジェネレーターに入れ替えてください。
(NS-1 後期型)


・・・等(-w-;

冗談はさておき,私のバイクの十戒は個人的には大事なこと書いたつもりです。
皆さんはどうでしょう?

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2014年4月 3日 (木)

エンジンと電子制御,ブラックボックス化

今日CBR250RRの電装を眺めていて,ふと『このバイクは点火ぐらいしか制御を弄れないなぁ~』と。
と言うのが,私は自動車の方が先で,センサーだらけ,燃調も点火も複数の要素を元に的確に制御するっていう世界から入った人間です。

なのでバイクって不思議でしょうがないです。
コンピューターが入っているのは点火だけ,物によっては点火すらアナログ。
NSR250Rの電装や制御を見たとき,『やっぱコレぐらいは制御が入っててるよね?』と。

昔乗っていた E-EG4 CIVIC MX は『PGM-CARB』と言う,キャブレターの補助をする機能を備えたECUが搭載されていました。
NSR250Rのエアジェットやエアソレノイドを見たとき,真っ先にPGM-CARBを思い出しました。
と言うか,殆ど同じことをしており,排気O2センサーを備え,負荷状況などに応じソレノイドでキャブレターの燃調を調整していました。


さて,巷ではインジェクションはパワーが無いとか,ふけ上がりが悪いと言う人がいますが,実際はそんなことはありません。
それどころか,的確かつ正確な制御を行っているインジェクションの方がパワーは出ます。
キャブレターよりももっと細かな制御を行えるため,燃調や点火のデータを書き換えれば自由自在に好きな特性を作れます。

と,言いたいのですが・・・


メーカの作る燃調データは『壊れなくて環境にいい』データなので,車種によってはフヌケもいいところのデータになっているものもあります(--;


まぁ,それはおいといて・・・とりあえず技術的な話を。

バイクの世界では21世紀までキャブレターが使われていて,インジェクションはまだ比較的新しいデバイスです。
そのため,根強いキャブレターファンがまだ残っています。

さて,ここでちょっと考えて見ましょう。
キャブレターをセッティングする時,一般的なキャブレターであれば・・・


調整できるのってメインジェット,スロージェット,エアスクリュー,ジェットニードル位ですね?


まぁ,その他に加速ポンプが付いてたり,パワージェットが付いてたりする場合もありますね。
ただ,それは少数派ですし,FCRキャブレターのようにセッティングキットがあるパターンも少数派です。


そう考えれば,よくあんな少ない要素でセッティングできるもんだ・・・と思いませんか?


と言うか,セッティングが始まると『ここがもう少しこうだったら』って瞬間が結構出てくると思います。
でも大体の場合,『だからとメインジェットをさげると・・・う~ん』なんてパターンだと思います。


え~・・・これ,インジェクションだと簡単に変更できます(´・ω・`


インジェクションは回転数と吸気圧力の関係で出来た,表のようなデータなので『ここ』だけを書き換える事ができます。
更に,インジェクションには加速ポンプ相当の機能(プログラム)が備わっており,これまた好きなように書き換えられます。

で,ECUが行っているのは燃調制御だけでなく,点火の制御も行っているので点火も書き換えが可能です。
その他,水温センサーなどもつながっており,温度によって点火や燃調を調整する(ノッキング対策等)ことも出来ます。


というか,自動車の世界では『コンピューターチューン』『ECUチューン』『ROMチューン』と言った名前で,古くからコンピューターのデータを弄るチューニングが行われています(・ω・


もちろん,誰もがやっていると言うわけではなく,高度なチューニングの部類です。
『出来る』『やる』と言う話ではなく,自動車の世界ではコンピューターを割りと積極的に活用しています。

で,ココで話を戻すと・・・


と言うわけで,バイクって何でこんなにコンピューターを利用しないのかね?(--;


というか,コンピューターチューンらしき話と言えば,フルパワー化ぐらい。
ROM書き換えたと言う話にどうも出会えないんですよね。

バイクのコントローラーは屋外環境におかれる事を考慮し,モールドされてしまっているものあるでしょう。
また,セッティングできるようなコンピューターがあまり出ていないものあると思います。

その他,昔はエンジンの電子制御に関する本がありました。
しかし,今はめったに見かけません。

また,今は環境基準が厳しくちょっと弄っただけで直ぐに車検通らない始末です。
ましてや,キー一つ押し間違えて間違ったデータを送ればエンジンが壊れます。
こういった事態を,メーカーが好意的に見るわけがありません。

こういったことが重なり,意図している面,意図していない面でコントローラーのブラックボックス化がかなり進んでしまっています。
この裏返しで『インジェクションは弄れないからキャブレターがいい』と言う意見も。


これは,ある意味,不健全な状態のようにも感じるのですが(´・ω・`


個人的にはECUやCDI(CBRであればスパークユニット),PGMユニットの補助回路なんかを時折設計しています。
当然,自動車のものではなくバイク用のものです。

なんでバイクかと言うと,バイクのエンジンはまだシンプルだからです。

自動車のエンジンはエミッションコントロ-ル系が複雑だったり,可変バルブタイミング機構を備えていたり,充電の制御をECUが行っていたり,AT車であればミッションコンピューターとのやり取りもあります。
CVT車やトラクション制御なんか入ろうものならもう大変,素人・・・と言うか,電子制御の人間でも畑違いではとても手が出せません。


逆に言えば,私たちがまだ制御を弄れそうなエンジンは,バイクぐらいです。


そういった意味で,もう少し『弄れるECU』が出てきてほしいのですが・・・
う~ん・・・あまり出てきませんね・・・



・・・と,そんな事をCBRの点火系を見て思ったり。

CBRのスパークユニットは,結構前から気が向くと設計してたりします。
当然,マイクロコンピューターを使うので,中のデータを書き換えれば好きな特性を作れます。
でも,直ぐ飽きちゃうんですよね。


CBRって点火タイミングのピックアップコイルしか入力が無いんだもん(--;


『なんだよ,点火タイミングしかわからねぇジャン・・・』と,結構あっさり飽きちゃうと言うか。
その他ちょっと弄って,割と簡単に取り込めそうなのは水温ぐらい。
スロットル開度を取り込めると,急加速時の補正や,高負荷の判断ができるのですが・・・

NSRはこの辺ができるんですよね。
スロットル開度は入ってるし,ましてやエアソレノイドがあるので燃調も多少弄れ,擬似的に加速ポンプのような事もできると思います。
更には,4stで言えば可変バルブタイミングに相当するRCバルブもあるし・・・


まぁ,そんなこんなで,趣味の中の興味的に時折頭を回して見たり(苦笑

Img_5445

こんな風景の中で・・・

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2014年3月31日 (月)

CBRとNSRのサーモスタット

昨日,サーモスタットがどうのと書きましたが,なんか当たりの気がしてきました。
と言うのが,サービスマニュアルのサーモスタット点検の項で動作温度が書かれており,まじまじと見たらびっくりしました。


CBR250RRのサーモスタットって,95℃で全開になるそうです(--;


・・・はい?(-w-;
以下,サービスマニュアルより冷却系のサービスデータの抜粋。


<CBR250RR>
サーモスタット
 開き始め : 80~84℃
 全開 : 95℃
 リフト量 : 8mm以上

ラジエターキャップ
 圧力 : 1.1~1.4kgf/cm2

ラジエターファン
 動作温度 : 98~102℃
 停止温度 : 93~97℃

<NSR250R>
サーモスタット
 開き始め : 63~67℃
 全開 : 80℃
 リフト量 : 8mm以上

ラジエターキャップ
 圧力 : 1.1~1.4kgf/cm2

ラジエターファン
 無し


おまけ・・・

<CIVIC,CIVIC FERIO (EK型)>
サーモスタット
 開き始め : 76~80℃
 全開 : 90℃
 リフト量 : 8mm以上

ラジエターキャップ
 圧力 : 0.95~1.25kgf/cm2

ラジエターファン
 動作温度 : 93~97℃
 停止温度 : 動作温度より3~8℃低下で停止

<NS-1>
サーモスタット
 開き始め : 62℃
 全開 : 70℃
 リフト量 : 3~4mm

ラジエターキャップ
 圧力 : 0.75~1.05kgf/cm2

ラジエターファン
 無し


・・・なんか,見てると『スゲーな』と(--;

私は車のほうが弄ったのは先なので,CIVICのサービスデータは馴染みのある数値です。
『あ~,冷却系ってこんな感じ』と。

次いで『まぁ,ちょっと低めだけど,こんなもんかな?』と思えるのはNSRです。
まぁ,『ファン無し』ってのは置いといてですが。


で,信じられないのがCBR。つか,サーモスタット全開95℃って,その頃にはエンジングダグダだっつの!(-w-++
※↑文末に追記しました。


マジ,信じらんねぇ・・・



てか,昨日もちょっと書きましたが,アナログメーター読みで大体95℃位からだんだん調子悪くなります。
そこでやっとサーモスタット全開,それを更に5℃上がってファン作動では,ちょっと問題ありです(・_・`ゞ


う~ん・・・・
コレは弄りがいがありそうだ(--;


まずはサーモスタットをどうにかしないと,なんともなら無いですね。
いくらラジエター容量を上げても,ファンの作動を早めても,サーモスタットが開いていないことにはラジエターに冷却水が流れてきません。

ぱっと見,NSRもCBRもサーモスタットの寸法は同じような感じです。
厳密に計っていないので,なんともではありますが・・・
この辺で流用できないか?確認して見たいですね・・・


う~ん・・・何だかなぁ・・・


※NSR250Rのサーモスタットと比較して見ました。続きはこちら・・・

2014-04-18
水温計の特性を確認した結果,メーターの目盛り読みで95℃は実際は105℃である事が分かりました。
95℃であればサーモスタットの動作自体は間に合っていますが,やはりぎりぎりと言う感じは否めません・・・
継続して検討していきたいと思います。

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2014年3月30日 (日)

水冷エンジンの冷却と熱交換

さて,この一つ前の日記で読み物をしていたと書いていますが,目的はコレです(笑

と言うのが,いつも悩むCBR250RRの冷却。
何とかならんかえ?と。

いえ,そりゃラジエター大きくすれば冷えます。
ただ,アフターパーツは高い・・・以前の問題で,CBRのアフターパーツそのものが少ない。
CBR929RRのラジエターがいい感じにくっつくようですが,オーバークールになるようです(苦笑
気になる方はこちら : Bike♪楽しいサーキットライフ John日記 / 大型ラジエター投入

というか,これもラジエター容量上げたくない理由のひとつです。
夏はオーバーヒート気味ですが,冬はあきれるほどオーバークールなんですよね,CBRって(--;
過去にサーモスタットは交換してあり(というか,交換前のはお亡くなっていました),まだそんなに経ってないんでサーモスタットは大丈夫でしょう。

いや,大丈夫と言うか・・・


サーモスタットがある程度の温度になると,結構『ガバっ』と開いちゃうんだよね。試して見ると(--;


つか,オーバークールはそれが原因だと思います。
サーモスタットがゆっくりと開き始まってくれれば,多分問題ないと思います。
オーバークールはそういう理由かと・・・

たまに,ラジエターの流路にバルブをつけて,温調しようかと考える事があります。
水温計を見ている限り,70~90℃の時にCBRは調子がいいようです。
アナログのメーター読みなので大体なのですが,65℃以下では重苦しく,95℃以上では息苦しいような感じでフィーリングが悪化します。
というか,95℃以上はメカ的にヤバい感じです(--;

あ,因みに私のCBR250RR,水温計がこんなことになってます。

Img_1667_2

いやぁ,純正っぽく仕上げるのマジで大変でしたからねぇ~♪

・・・ウソです。


え~,これNSR250R(MC21)の水温計です(-w-;


水温計に使っているサーミスターが同じなので,そのまま使えます。
NS-1もサーミスタが同じですから,配線つなげはNS-1でも使えます。
CBR250RR(MC22)とNSR250R(MC21)であれば取り付け寸法が同じなので,そのまま中身だけ入れ替えればOK,ポン付けで入れ替えられます。
2010年の夏にやったから・・・もう3年半ぐらいこのメーターです。
結構気に入ってます。


さて,あれこれ色々考えたくなるCBR250RRの冷却系ですが,なんかちょっとでもましにならないかと考えた結果,冷却水のLLCの濃度を35%に設定しています。
少しでも水の濃度をあげたいので,気象台の観測記録調べて,可能な限り水の割合を増やしてあります。
それでもダメなんですけどね・・・


・・・あ,温暖地では30%かもしれないけどね,えばらき(茨城)は寒いのよ(-w-;


因みに,茨城の過去最低記録は-15.8℃のようです。
お隣の福島だと,会津のほうで-20℃ぐらいのようです。
参考に,LLCの不凍成分であるエチレングリコールの濃度と凍結温度の関係を載せておきます。

30% : -15℃
35% : -20℃
40% : -24℃
45% : -28℃
50% : -36℃
55% : -41℃
60% : -54℃

あくまで参考です。買ったLLCのパッケージに書いてある濃度表を見て薄めてください。

茨城だと30%で,福島だと35%でぎりぎりって感じですね。
ただ,今時多い50%なんて濃度は必要ないようです。
『すぐ使える!』と書かれたクーラントを見て見ると45~50%程度の濃度のようです。
HONDAに関しては,自動車販売時に50%のクーラントを使っているようです。


さて,一般的によく出てくる話で,『水のほうが比熱が大きいから冷却性能が高い』と言う話。
何のことやら?と言う人もいるかと思います。


と言うわけで,今日はタイトルの通り,冷却の話です(笑


コレを説明すると,『冷却水』というと『冷やしている』ように感じますが,ちょっとニュアンスが違います。
どちらかと言うと,『熱を奪って運んでいる』と言う感じになります。
では,身近な例で考えて見ます。


夏場,涼しい部屋にいるのと,プールに入るのとではどちらのほうが早く体が冷えますか?


涼しい部屋に入ったら涼しくは感じますが,すぐには火照った体は冷えませんね。
でも,プールだとどうでしょう?
すぐに涼しくなりますよね?

コレはなぜかと言うと,水が温まりにくいからです。
空気は簡単に温まってしまうので,肌に触れるとすぐに温度が上がってしまい,肌表面付近の空気の温度は肌の温度とそんなに差がありません。
しかし,水は直ぐには温まらないので,肌に触れても元の温度のままです。
なので,肌が冷えるんですね。

この温まりにくさを『比熱』といいます。

厳密には『暖めるのに必要な熱の量』です。
比熱が大きいものはたくさんの熱を与えないと温まりません。
なので,逆に言えば温まりにくいと言うことになります。

さて,ココで『それじゃぁ冷たく感じるだけじゃないの?』と言う疑問が残ります。
しかし,コレは温度の移動の性質がかかわります。

温度は『温度差が大きいほど』熱い側から冷たい側に熱が移動しやすいと言う性質があります。
この温度差のことを『熱勾配』と言い,電気で言う『電位差』や,水ならば『水位差』『圧力差』にあたります。

なので,いつまでも冷たければ温度差が大きいままなので,ドンドン熱が流れ込むことになります。


さて,水と空気では熱伝導率も違います。
熱伝導率とは,熱の伝えやすさで,『どれだけ熱を通せるか?』という意味です。
空気は熱伝導率が低く,それを逆手に取ったのが断熱材です。
空気と言うか,気体は熱伝導率が低く,固体と比べると数十倍~数千倍と言うオーダーで熱を通しにくいです。

発泡スチロールを例にとると,あれはスチロール樹脂に泡を入れることで気体を閉じ込めています。
気体は熱を通しにくいので,断熱材になります。

では,水はと言うと熱伝導率が空気に比べれば高く,熱をたくさん通すので,よりたくさんの熱を別の場所へ移動できます。
なので,水は熱をドンドン移動しやすい,逃がしやすいわけです。
そういった意味でも,プールのほうが体は冷えやすいわけです。


さて,ココから一旦ちょっと難しくなります。
特に突っ込んで聞く気は無いよ,と言う人は『お勉強タイム終了』まで飛ばしちゃってください(笑


こんな感じで『熱が奪われる』るのに,比熱や熱伝導率がかかわるのは分かりました。
この辺がなんかまとまっているものは無いかと色々考えたり調べたりしたのですが,『熱浸透率』と言うものがあるそうです。

コレはその物質が『どれだけ熱が染み込みやすいか?』『どれだけ熱が物質の中に流れ込みやすいか』と言う指標なんだそうです。
ちょっとニュアンスが微妙で,『染み込みやすい』で『伝えやすい』『奪いやすい』『温まりやすい・にくい』とはちょっと意味合いが異なるようです。
なので,熱浸透率が低い物質は熱を加えると(染みこまず)表面に熱が残り,表面だけ暖まるようです。

計算式が乗っていたのですが・・・


b = √(ρcλ)


・・・だそうです
・・・って,コレじゃわけ分からんですね。
言葉で書くと・・・


熱浸透率 = √(密度×比熱容量×熱伝導率)


・・・となります。
熱伝導率が高ければドンドン熱は移動しますし,比熱が大きければ比熱容量も大きく,比熱が大きければ温度が上がりにくくドンドン温度が流れ込みますね。


こんな面白い指標あったのね(・ω・


さて,ココに今まで出てこなかった『密度』がでてきました。
密度とは,どれだけ物質が『詰まっているものか?』という意味です。
密度が低いと言う事は,同じ体積でも物質を構成する分子や原子が少ない(詰まっていない)ことになり,分子や原子同士が離れていることになります。
なので,物質を伝って逃げようとする熱が伝わりにくくなります。

・・・と言うのが気体が熱を伝えにくい,熱伝導率が低い理由です。

気体は密度が低いんですね。
あれ?なんだか熱伝導率が密度にかかわるように感じますね。
今回の調べ物で知ったのですが,熱伝導率って計算式があるそうです。


λ = αρc


言葉で書くと・・・


熱伝導率 = 熱拡散率 × 密度 × 比熱容量


となるんだそうです。
式にちゃんと密度が出てきます。

と言うか,今回調べごとをしたのは密度と粘度の温度との関係を知りたかったためです。
理屈やイメージでは分かっていましたが,言葉や数式で確認したかったと言うものです。
今回は粘度は出てきませんでしたが,密度は出てきました。
こういう,単純明快な数式が出てくるとスッキリしますね(笑



と言うわけで,お勉強タイム終了。なんかまだ勉強足りて無い気がしますが。



つーか,水冷でココまで突っ込まなくてもいいわな(-w-;
でも,何でしょう?『熱』に関する本って,あまり見たこと無いような?
本屋さんの工学所コーナーに,1冊か2冊ぐらいしか無いように感じます。


はてさて,冷却には比熱や熱伝導率,密度がかかわることが分かりました。
で,どれも『大きいほうがいい』という結構分かりやすい結果に(苦笑

では,ココから冷却水,LLCと水について考えて見ます。
LLCの主成分は『エチレングリコール』と言う物質です。
エチレングリコールはアルコールの仲間で,グリセリンに似た物質です。
アルコールの仲間なので,水によくなじみ,水を凍りにくくする性質があります。

では冷却にかかわる『比熱』『熱伝導率』『密度』について見ていきます。
条件をそろえるために,温度は20℃とします。

<水(H2O)>

比熱 : 4182 J/kg・K
熱伝導率 : 0.602 W/m・K
密度 : 998.2kg/m3

<エチレングリコール(C2HO2)>

比熱 : 2382 J/kg・K
熱伝導率 : 0.250 W/m・K
密度 : 1117kg/m3

・・・はい,言うまでもなくと言うか(苦笑

密度はエチレングリコールのほうが高いですが,それ以外は倍・半分の世界です。
もはや焼け石に水です(-w-;

こんなグラフがあったので載せて見ます。

Egh2o

(東京理科 チラーシリーズカタログより)

比重は水の密度と比べて何倍か?ですから,密度に相当します。
見ての通り,エチレングリコールが60%と0%での比重の減少は8%程度ですが,比熱は0%と60%では・・・17%位でしょうか?かなり減ってしまいます。
コレにあわせて熱伝導率も減少するのですから,そりゃ冷却能力落ちるわね(--;
単純に比率で考えれば,熱伝導率は35%程度悪化するようです。


冷却の理屈と物質の性質から考えても,やはり水が多いに越したことは無いようです。


さて,じゃぁ水だけにすればいいかと言うとそうでもありません。
もちろん,凍ってしまうと言うのもありますが,LLCには消泡剤と防錆剤が混ぜてあります。

先ほど,気体は熱伝導率や比熱が低いと書きましたが,コレは蒸気も同じです。
なので,沸騰で泡がでてしまうと冷却性能が落ちてしまいます。
で,それを防ぐために,泡を出にくくする消泡剤を混ぜてあるんですね。
防錆剤は言うまでも無いですね。

市販されているLLCは30~60%で使われることを想定して作られているので,それよりも薄くしてしまうと,消泡剤や防錆剤が薄まりすぎてしまい,結果的にオーバーヒートや冷却系のトラブルにつながります。

だから,ちゃんとした濃度で・・・
と言うべきなんだろうけど・・・


LLC強化剤やオーバーヒート予防剤,ラジエター防錆剤なんていう名前で『防錆剤』『消泡剤』だけ入った薬剤が市販されてたりします(笑


よく『レースだから水だぜ!』なんてよく聞きますが,お願いです。消泡剤は入れてください。そういう薬剤売ってるから(-w-;


あ,あとラジエターキャップも交換してね。加圧して無いと簡単に沸騰しちゃうから(-w-;


レースで1日限りと言うのであれば,水に消泡剤と防錆剤だけ入れて,ラジエターキャップの圧あげておくのがトータルでよろしい気がします。

因みにエチレングリコールが入っていると,若干ですが沸点が上がり,沸騰もしにくくなります。
ただ,先ほどの表を見ると,40%以下は殆ど差が無いようです。

後は・・・MOTULから『MoCool』なんていう冷却性能強化剤なんかが売られてたりしますね。
あれは試した事がありますが,暖気からの温まりが早く,水温も上がりにくくなり(←なんか相反するようで不思議なんですが),結構効果を感じましたね。

ただ,あれ結構値段するんですよね(--;
たしか5000~6000円した気がします。
量としてはCIVICに使っても,まだCBRとNSRも行ける量は入っているのでいいのですが,もうちょっとお手軽な量と値段で出してほしいですね。


まぁ,そんなこんなで本日は冷却のお話でした。
冷却に関して言われてることって,こういう理由なんですね。

さて,CBRの冷却はどうしましょう?

え?ラジエターをデカくして冬は塞げ?

ヤダ!
メンドクサイ!
それしかないなんて諦めるもんか!

NSRはそんなにオーバークールにならないし,走行風が当たってれば夏だろうが平気なんだけどなぁ・・・

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勉強する順番?

今日は雨ですね。
まぁ,ゆえに外の作業はできず,なんか雨の日はマッタリしてしまうので色々調べごとでも。

と言うか,のんびりしてたら家の庭をウサギが走っていきました。
『え!?ウサギ!?(OwO;』的なwww


茨城は野生の王国です(-w-;


今日読んでたのは熱伝導や熱交換についてだったのですが,その中で『熱浸透度』と言うものが。
異なる物質の界面での熱の伝わりやすさ,染み込み易さを考える上での値だそうです。
この数値が同じだと熱が効率よく伝わる,つまり放熱の効率がいいことになりますね。
で,これが電気のインピーダンスマッチングに例えられていました。


さて,ココで電気のインピーダンスマッチングが出てきましたが,これもなんだか面倒な話。
と言うか,『効率がよくなる』はオームの法則を解いていればすぐに分かると思います。
ただ,最初は『反射する』が訳が分からないと思うんです。

これね,そもそもなんで電波って飛ぶのよって話が分かってないと意味が分かりません。

というか,もっと言うと,導体の中を電子は自由に飛びまわれる,流れなくても導体の中で拡散するっていうイメージが無いと,意味が分からないと思います。

電波は電流が流れることによって磁界が生じます。
・・・云々・・・省略します(笑
でもココで一つこんがらがりませんか?

『電流が流れると』磁界が生じるんですよね?(苦笑

アンテナの構造を考えると,アンテナって両端が開放のものがたくさんあります。
え?開放じゃ電気ながれねぇジャン?って。


いえ,流れるんです。一瞬(ナノ秒)ですが。


と言うのが,さっきの導体の中に電子が拡散するって言う話です。
電源に導体をつなぐと,電子は導体の先まで拡散していきます。
拡散っていう表現がいいのかなぁ・・・

電子って,フワフワ・フラフラしてて光の速度で導体の中を飛び回ってます。
で,導体の中は自由に飛べるんですが,絶縁体の中には入れません。

なので,『行ける所』があるとフラフラ・フワフワと迷い込んじゃうんですね。

で,この瞬間は電子がそこへ流れ込んでいく(飛んでいく)ので,この瞬間は電子が流れていきます。

で,電源が交流だったらどうでしょう?
電子が一旦導体の中へ飛んでいきますが,しばらくすると交流なので電圧が逆になります。
なので・・・


導体から電子がバックし来ます(・ω・


電子が行ったり来たり,なんか電波飛びそうですね。


で,後は効率よく飛ぶように,アンテナの長さを波長にあわせて調整してあげればいいんですね。
そうすると電波は飛んでいきます。

で,この波長の話も大事です。
これが分からないと『折り返しダイポールアンテナって短絡のような・・・』となってしまいます。
いえ,当然のことながら直流かけたら短絡します。

長さがちょうど良いので反対側から来た信号とぶつかるときに,同じ電位になるんですね(・ω・

あ,因みにインピーダンスが不整合で反射する理由を簡単に言うと,『流れ具合』が異なるからです。
たくさん流れてきたのに,その先で通路が狭まったらそこで詰まっちゃいますね。
行き場を失い,戻ってくるのが反射です。
ナノ秒の世界で,目には見えない電気の世界なのでイメージわきにくいかもしれませんが・・・
これは,2ストロークエンジンの排気に装着されるチャンバーも同じです。
圧力波と言う見方から,コーンの形状が色々工夫されてますけどね。

考え方によっては,2stのチャンバーってわざとインピーダンスマッチングを崩して反射させているようにも見えます。
そう考えれば,流速が変動するし,周期も変動するので回転数によってチャンバーが効いたり効かなかったりするのも納得,波長が変動するわけですから。

と言うか,チャンバーを見たとき,伝播速度やらから計算しようとした時,波長が頭をよぎった人がココに (;-w-)ノ


はてさて,今回のタイトルなのですが,こう考えると似た現象がたくさんあり,基本的な挙動が同じように見えます。
温度は高いほうから低いほうへ移動する・・・これは電気も水,『流れ・移動』のあるものはすべて同じです。
(見かけ上逆転することもありますが,その場合はなんか仕掛けがあります)

というか,それもそのはず。
根底をなす物理学の法則は変わらないからです。
なので,先に根底をなす『約束事』をしっかりと勉強してからでないと,どこかでつまづいてしまいます。

しかし,この事を考えたとき,学校教育ってそうなってるでしょうか?
『高いところから低いところへ』なんて,5秒ぐらいの時間で先生が口で言っておしまいでは無いでしょうか?
そこをしっかり覚えるような事をしていないように感じます。

まぁ,勉強していくうちにいずれは気が付くことですが,なんか表面を進めているだけのような・・・
最も,限られた時間内に教えることを教えなければいけないし,小中学校は概要を勉強するのが目的と聞いた事があるので,そう考えればこれが妥当なのでしょうけれど・・・


私自身,仕事で流体力学的な要素にかかわるようになってから,電気への理解が深まった経験があります。
また,化学から量子力学に興味を持つようになってからは,更に電気への理解が深まりました。
何で?と言われれば,電子と言う粒子の性質・挙動が頭の中に入ったからです。

化学,数学,工学は,理論とつながり,つまり『理論のネットワーク』になっています。
パズルの解き方,ネットワークの流れの読み方を自分の中に積み重ねていかないと,膨大な理論のネットワークの中で迷子になってしまいます。
ここ数年,後輩に技術を教えるようになってから,『自分はどうやって覚えたっけ?』と思い出すことがあり,そのときに『順番逆じゃね?』と思う事が多くなりました。

これは私だけでしょうか?それとも・・・




そんな事を,ウサギが走り回る(笑)庭を眺めながら考える今日このごろです。

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2014年3月27日 (木)

NSRミリミリ進行中,PPにシーラントをくっ付ける実験

結局復旧する事にしたNSR,今日は天気も悪く,寒かったのであんまり作業はしませんでした。
とりあえず,今日やった事はこちら。

Img_5394_2

キックアームの分解清掃です。
なんて事無いような物ですが,結構な点数の部品で構成されています。

Img_5395

中にはこんな小さな部品も。
スプリングが仕掛かっているので,分解時じはピョ~ンと飛び出さないように要注意です。

Img_5396

こんな所に入っています。
アーム部分に入っています。

何のための部品かと言うと,キックアームをたたむとカチッとホールドするようになっていますが,そのための部品です。
アームの付け根の部分で折りたためますが,この相手側に小さな穴があり,ボールがスプリングでそこに押し付けられる事で引っかかるようになっています。


そのほかやった事はエアクリーナーボックス。
外れてしまっていたコネクティングチューブ,やっとシーラントが乾きました。

Img_5401

仕上がりはこんな感じです。
エアクリーナーボックスが,どうもPP(ポリプロピレン)製のようでいくつか工夫を。

まずは,PPをくっつけられる接着剤で固定しています。
コニシのGPクリヤーを使いました。

Img_5365

こんな感じです。
因みに,G-17はゴムはいいもののPPはくっ付かないそうです。
何気なくパッケージを見たら『PP接着不可』と書かれていました。

で,これだけではまだ隙間があるのでシーラントを塗りたいのですが,シーラントはそのままではPPにくっ付きません。
と言うわけで,ダメ元でこんなものを使って見ました。

Img_5366

塗装に使うバンパープライマーです。
本来はPP製のバンパーに塗装がくっ付くようにするプライマーですが,効かないかな?と。

で,試して見ると結果は結構良好♪
爪で軽く引っかいたぐらいでははがれなくなりました。
塗ってないところは,軽く引っ掻いただけで簡単にはがれてしまいました。

これ,結構いけるんじゃない?(・ω・

もしPPでお悩みでしたら,ダメ元で試して見てください。
くっ付けるのに使うものによっては,上手くいくかもしれません。
因みに今回使ったシーラントはバスコークです。

『シーラントはそのままではくっ付かない』と書きましたが,調べて見ると一応プライマーがあるようです。
(というか,それを見たから試したのですが・・・)
もし入手できるのであれば,そちらを使って見るとくっ付くかもしれません。
ただ,プライマーを使ってもやはりPPの接着は難しいです。
『少しはよくなるかな?』位の気分で使ったほうがよいと思います。

そのほか気が付いた点として,このプライマー,GPクリアーにかかるとふやかしてしまうようです(苦笑
時間は多めに見て作業をしたほうが良いようです(-w-;


エアクリーナーに関してはもう一つ。
エアクリーナーにはサブエアクリーナーと言うものがはめ込んであり,キャブレターのエアジェットにつながっています。

Img_5348

こんな部品です。
エアクリーナーボックスに埋め込んであり,ぱっと見は外れなそうですが実は外れます。

Img_5346

分解するとこんな風になっています。
コットン?のフィルターと濾布が重ねて入っています。
因みに,パーツリストを見るとこのフィルター単体では買えずハウジングとのセットのようです。
私は買っていなかったので掃除して再利用です(苦笑

・・・でも結構汚れてましたね。
これが詰まるとエアジェットへにエア供給が減り,燃調が濃くなってしまいます。
こちらも定期的に交換したい部品です。

で,掃除しただけではなくこんな事を。

Img_5402

はい,エアクリーナーボックスのこの部分にはまってます。
が,この穴がやたらときつい!
『ホントに外れんの!?』って位かっちりはまってます。

なので,紙やすりで少し穴を広げました。
これで交換がしやすくなりました。


・・・と今日はこんな感じで。

はい,私の整備はこんな『細かい小細工』と,『実験』の連続です(笑

『これこれこうが定説だ!』『これは性質上仕方ない』ってのはいろいろありますが,悩んでるのには変わりは無いわけで。
いつまでも同じ事してても何にも解決にならないので,たま~にこんな事をしてます(-w-;

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